いよいよ待ちに待った夏休み。子どもにとっては「楽しい夏休み」ですが、ママやパパにとっては楽しいことばかりではありませんよね。毎日の食事の準備から始まり、プールや海水浴、キャンプや家族旅行などのイベント、そして夏休みの宿題まで盛り沢山です。そこで、現在13の小中学校でスクールカウンセラーを務める、公認心理師・臨床心理士の吉田直樹先生に「親子で楽しい夏休みを過ごすコツ」を聞いてみました。皆さん参考にしてください。
夏休みはストレスになるって本当?
日常とは異なることは全てストレスの原因になります。夏休みは、子どもとの時間が多くなったり、実家に帰省してたまにしか会わない親戚と食事をしたり、家族旅行したり日常とは異なることが増える期間です。したがって、子どもも親もストレスの原因をたくさん抱えこむことになります。夏休みが終わり日常に戻ると「ホッ」とすることも納得しますね。
いつもケンカになる夏休み!どうしたらいい?
夏休みは「子どもの今」をつかむのにピッタリ?
ストレスがいっぱいの夏休みですが、子どもへ理解を深めるという視点で考えると、これ以上、相応しい時期はありません。夏休みの宿題に取り組むことで、学力や能力の得意・不得意をチェックすることができます。また、友達と遊んだり、親戚などと会う機会も増えるので、対人関係の作り方やコミュニケーション力も把握することができます。忙しい日常生活の中では、なかなか気づけないプラスの面やマイナスの面が見えてくるので、次につなげていきましょう。気になることがあれば臨床心理士などの専門家に相談するのもおすすめです。
夏休みの宿題は、どうサポートすればいい?

例えば・・・
コツコツタイプの場合は、毎日、少しずつ進めて、最後に完成するようにアドバイスしてあげましょう。外出などでペースが崩れると止まることがあるので、イベントも考慮したスケジュールを立てることが大切です。また、無理な計画を立てる子どもも多いので、あまり詰め込みすぎないようにチェックしましょう。
一気にやるタイプの場合は、夏休みの宿題は量が多いので、ある程度計画的に取り組む必要があります。しかし、毎日、同じことをするのは無理なので、今週は算数、来週は漢字というように分野を区切ったり、月・火は「勉強」、水・木は「遊び」というように期間でメリハリをつけることが大切でしょう。夏休みの途中に担任の先生にチェックしてもらうこともおすすめです。
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