入園や入学したママからは「新しいママ友との関係がうまくできない」「他のママや先生からどう見られているか気になる」・・・職場復帰したり再就職したママからは「職場の人間関係が難しい」「久々で同僚や上司との距離感がつかめない」・・・この時期、新しい環境の中で困ったり悩んだりしているママが多いようです。そこで、今回はコミュニケーションや人間関係を専門にしている、公認心理師・臨床心理士の吉田先生に聞いてみました。
「好かれる人の条件」はこの4つがPOINT
厚生労働省の調査による、職場での1番のストレスの原因は、上司や同僚、部下との人間関係です。職場に限らず、園や学校での保護者や先生との関係、親子や嫁姑など家族との関係など、日常生活のあらゆる場面で人間関係のストレスは、大きなウェイトを占めるようになっています。では、どうしたら良好な人間関係を築いていけるのでしょうか?やはり、周囲から好かれる人でないとなかなか難しいのが現状のようです。「私は私なんだから」「嫌われても・・・」という考え方も大切ではありますが、今回は、心理学の視点から「好かれる人の条件」をご紹介しましょう。
ポイント①
ファーストインプレッションを大切にしてみましょう!
相手に清潔感を与えるような服装だったり、好感につながるような化粧や髪形など、自分の魅力を引き出すような自分なりの工夫をすることが大切です。
ポイント②
明るい印象を相手に与える人になってみましょう!
その中で好感度に大きな影響力を持つのが「明るい」です。明るい印象は、自然な微笑みや活き活きとした表情、明るい声やはきはきした話し方などから作られます。鏡で自分の笑顔をチェックして人と接するのもおすすめです。
ポイント③
自分から相手に好意を示してみましょう!
偶然、相手が自分に好意を持っていると知った人が、相手に好意を抱くだけではなく、顔の表情までやわらかくなったという報告もあります。人から好かれるためには、待っているだけではなく、自分から積極的に働きかけることが大切なのです。そして、相手の長所に注目するとより自然に好意を示すことにつながるでしょう。
ポイント④
相手の立場に立って考えてみましょう!
人とのやりとりの中で、相手の立場になって考え、人の意図や気持ちを受け取ることは、簡単なようですが実践は難しいものです。特に、仕事や家事などで忙しいと、相手のことを考える余裕もなくなってしまいます。思いやりの気持ちで「私もOK」「相手もOK」となるようなさわやかなコミュニケーションができるといいですね。
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